山口崇洋 | YAMAGUCHI Takahiro

1984年生まれ.多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン領域修了.書道,グラフィティ,タイポグラフィといった文字を用いた表現に関心があり,文字を書くという行為を身体的なスケールに拡大した作品を多く制作,発表している.主な展覧会,活動に,「AACサウンドパフォーマンス道場」(2006年 愛知芸術文化センター)にて入選・上演,「ICC OPENSPACE 2009」(2009年 NTT インターコミュニケーション・センター)などがある.
http://yang02.org/

My_GSaV

http://yang02.org/works/mygsav/

山口崇洋

■(a)

My_GSaV[ マイ グーグルストリート(アート)ビューワー ]は 、昨今、有用なツールとして広く普及しはじめているGoogle Street Viewから得られるストリート・アート(グラフィティ)の画像を素材とし、それらをカットアップ/リミックスし楽しむためのツールであり、動画です。 またこの作品は、インターネット(ウェブブラウザ)を介してストリート・アート(グラフィティ)を鑑賞するという行為の適切な方法を提示しています。

■(b)

Google Street Viewを地図という使用目的ではない方法で利用することで、本来のアーキテクチャから逸脱させ、webを素材として使用するという規定を満たそうと試みました。また、本作品を目的のないツールとして成立させるために、有用な機能やインタラクションは付加させず、私的に収集した位置情報から得られる画像のみを表示させるビューワーとして制作しました。

■(c)

Google Street Viewに対応している国や地域のストリート・アート(グラフィティ)の画像が周囲の風景と交錯しながら、地名と共にランダムに表示され続けます。

(a).作品のコンセプトやねらい.

(b). 規定(1:webを展示空間とするのではなく,素材として用いること.2:単なるwebツール/webサービス(道具)を作らないこと.目的のない,且つ合目的な道具を作る.)をどのように解釈し,アプローチしたのか.

(c). 作品の仕組みや動作,また鑑賞する際に操作が必要な場合はその操作方法.